同期たちとクルーバトルに出てきた話

イベントレポ

 埼玉県は川口市で行われたロックバトルにて同い年の同期たちでクルーバトルに出てきました。
 このイベントの感想を率直に申し上げますと

最高のイベントでした(確信)

 本当に最高のイベントでした(2回目)。イベントが「最高」になるかどうかって、イベントのコンテンツも大事なのですが、自分自身のイベントに対する意気込みや姿勢がなによりも大きな要因になると思っています。今回のイベント自体が個人の意気込みや姿勢に影響を与えて神イベに昇華するという考え方もできますので、どのみちオーガナイザーへの感謝の念は絶えません。


 ここまで書いて思いましたが、バトルイベントに関して言えば「勝てば最高」です。ごめんなさい。コンテンツだのなんだなの言いましたが、自分が勝って周りにチヤホヤされるのが最高です。はい。

「きもち」を「かたち」に

 今年で30歳の節目に「同期をかき集めてショーしたいね」ってところから話が始まりました。今回のイベントの告知が出た時にショーだけじゃなくてクルーバトルも同期で出たら面白そうだねって話になり出場を決意。ほとんど練習できない状況においてどうにかその場で対応してくれそうな連中を召集。

 言ってしまえば学生の時はそこまでべったり仲良かったわけでもないのですが(なんならバチバチやってたのかも)、私は心の底でずっと「同期のみんなと何かやって交流深めたいなぁ(漠然)」と思っていました。正直、同い年フィルターをガンガン通して言いますけどウチの同期はみんなそれぞれの方向で上手だと思ってます。上手い人とは仲良くなりたいじゃないですか。今更そんな「仲良くなりたい」なんて言いだしてもって思うこともありますが、タイミングなんて関係ない。「やりたいときがやりどき」を信条にしてる私としては今がベストタイミングなんだと信じて行動に移しました。

 場面で対応できるメンツではあるものの、クルーバトルである以上ルーティンは何個か持っておいたほうがいいだろうと考え、全員で踊るルーティンを作成することに。ガッツリコンテストに向けたようなルーティンを短時間で仕込むのは無理なので、踊りやすいけど印象に残りそうなルーティンを作成しました。

 ロックダンスでみんなで輪になってマスターピースするやつあるじゃないですか。あれをわちゃわちゃやった後に、手をピースにしてみんなで☆を作って誰かのソロをその☆の中心から繰り出そうという案が出ました。

※イメージ図

いやいや、どういうルーティン?

こんなん、ロッカーズ一同が見たら苦笑いしちゃうよ。

 確かにマスターピースそのものは難易度は高くなくて、かつ、一体感があるので良いと思うのですが、ソロ出しのインパクトも求めた結果とんでもなくかわいいルーティンできちゃったよ。ダンス歴10年以上になってまだサークルの追いコンばりのクオリティのことやってんのかよ。

この案を聞いた私は

「いいんじゃね?」

即採用しました。

 勝ち負けも大事なんです。だけど、その気持ちに偏りすぎず、「みんなで全力を出せるものを用意すること」を考えるとこのルーティンはちょうどよいのではないかと思いました。バチぞろい、体シメシメでタイトにクールなルーティンとかであれば、ジャッジの評価はもちろん高いでしょう。だけど、クルーの誰かがそのルーティンに全力を尽くせないってなっちゃうと、”クルー”としての一体感が失われて、結局バトルにも負ける可能性が出てくると考えています(※上手下手ではなく得意不得意って観点でね)。要はそのクルーの平均が取れるバランスの良いルーティンを作り出すことが、みんなも楽しいし、ジャッジの評価も上げることができるんじゃないかって個人的に思っています。

 こういう奇抜なアイディアって、ダンスを真剣にやりすぎると出てこないので、みんなとバトルに出られたのはこういった観点からも良い刺激を貰いました。

クルーバトルは最高のRPG

 私の性格というか趣味みたいなもんで、何事もゲームだと思ってトライするようにしています。仕事も家事もダンスもいろんなジャンルのゲームをやっている感覚です。

 私の中で今回のクルーバトルみたいなチーム競技はホントにゴリゴリのRPGなんですよ。まじで面白い。ソロバトルとは違ってパーティを組んで力を合わせて適材適所で敵を倒しにいく感じがそのままなんですよ(興奮気味)。

〇例えば、完全無欠パワー系ロッキンスタイルのあいつらは、近接戦闘で相手とのポイントとロックの打ち合いに強い格闘家だったり。

〇例えば、ゆったり音楽にノっちゃう系ロッキンスタイルのあいつらは、相手のリズムはおかまいなしの攻撃が届かないところから着実にダメージ与える魔法使いだったり。

〇例えば、フロアにすぐ入っちゃう系ロッキンスタイルのあいつらは、ニーダンゲッダン朝飯前、自爆覚悟の大ダメージを与えるバーサーカーだったり。

〇例えば、こんな個性の中しっかりベーシック系ロッキンスタイルのあいつらは、遠近攻撃、魔法もいけちゃう空気を締める器用な剣士だったり。

 ふとそんなことを思いながら、バトル中、後ろからみんなの踊っている様子を見ていました。いろんな「個性」と「好き」がパーティの中にはあって、それを相手にどうぶつけていくかが勝負を分かつ重要なカギとなると思っています。っていうようなことをバトル前に考えるのがものすごく好きなんです。ボス部屋の前でパーティ編成とか装備を見直してるみたいでワクワクしちゃうんですよね。

 自分ひとりでこの世の中は成り立っていないのと同じように、クルーバトルも、ときには仲間におまかせして、自分が得意なポイントに集中することで一個体としての良さが最大限発揮されると思います。

真剣にやることで見えてくること

 「どんなにくだらないことでも真剣に向き合って全力で取り組むべき」みたいな言葉は、今更陳腐すぎるのですが、自分自身まだまだ実践できていないなと改めて感じました。限られた時間の中で事前にできる準備がもっとあったはずですが、心の中で「どうにかなるっしょ☺」と思う気持ちが少なからずあったのだと思います。要するに、もっと真剣に取り組むことができたはずなのです。そこが今回の反省点です。
 こういったイベントのみならず、日常生活で例えば、スマホを見ながら食事をしたり、上司に言われた仕事を日々こなしたり、家でだらだらネットフリックス見ちゃったりと、与えられた状況でなんとなく力を開放しきらない状態で受動的に過ごすのではなく、自分で状況を作り出して、そこに全力で臨むことが重要であると考えています。言い換えれば「能動的に行動する」ことを意識するということです。私は結構意識的に毎日やるようにしています。
 いやいや、そんなにストイックに毎日を過ごせないよと思うかたもいらっしゃるでしょう。私の中でこれはストイックじゃないのです。さっきも言った通り、私の中では”ゲーム”なのです。トライ(挑戦)というよりプレイ(遊び)なのです。プレイして得られた結果が望ましくなかったら別のゲームをプレイすればいいと思っています。無意識だと受動的に過ごしてしまいがちですが、些細なこと、時間のかからないことでもプレイすることを意識したいです。今日の晩御飯はいつもなら行かないようなオマーン料理屋さんに行こうとか、今日の帰りは一駅手前で降りて散歩しながら帰ろうとか、コンビニのお釣り全部募金箱に突っ込んでみようとかでいいんです。そんなくだらないことに真剣に取り組める人は大事な局面でも真剣になれると信じています。真剣になる練習を普段からしておくのって大事だと思います。

まとめ

 今回はクルーバトルに出てみて個人的に感じたことを書いてみました

〇気持ちだけでは形にならないから勇気をもって行動しましょ。

〇ひとりじゃなくてみんなで解決しましょ。

〇なにごとも真剣にやってると見合った成果が必ず返ってきます。

 とっても自己啓発チックな内容でしたが、こういうのって定期的に肌身で感じないとすぐ忘れちゃうので、こういうことも恥ずかしげなく書いていきますよ私。

 クルーバトルのことしか書いてないんですが、この日はソロバトルにも出てました。その話はまた後日。

 ご精読ありがとうございました!

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